■第4回/韓国に教会名を変えられる所だった日本の教会指導者達!!
(左)作家・山口敏太郎
(右)ジャーナリスト・飛鳥昭雄
飛鳥 日本の末日聖徒の指導者の多くは、自分を戦国時代の城主のように考え、部下を配置して、領内の民を支配しています。
と、僕が言っているのではなく、ソルトレイクの本部直属の情報部門が分析しています。
山口 自分を一国一城の主にして、イエスマンで周囲を固め、手引き重視の政権を造り上げるわけか。
飛鳥 そこまで露骨ではないだろうけど、教会公務員が身に着いているから、「手引き以外はしてはならない」とする官僚主義を継承する方が、皆が言うことを聞くからやり易いわけ。
山口 なんで飛鳥さんがそんな事までしなけりゃならんのですか?そんな暇があればもっと本を書いて下さいよ。
飛鳥 ありがとう。僕もそうしたいし、元々は外向きの活動をしているので、日本の教会の内側は諸々の数がいるんだから、自分達でやってくれというのが本音です。
山口 しかし、人材がいない。
飛鳥 いますよ。大勢います。しかし、完璧に官僚主義の「同調圧力」で支配されていますから、何かをやるとスグに面接をされ、「神殿推薦状」まで剥奪される憂き目にあう。だから家族のためにも何もできない。
山口 それに対して飛鳥さんは、マスコミの一員で有名だし、ジャーナリストとしても好きなことが言える立場ですよね。要は、出過ぎた杙なので誰も打てないんじゃないですか?あるいは飛鳥さんが怖いので、どのネズミも猫に鈴を付けられないとか?
飛鳥 ひどいなそれ(笑)官僚主義者はポイントをわざとずらして対応してくる。
Toという男は、日本の教会の「PBO/中央管理本部」の中堅で、典型的官僚主義者だった。ので、アメリカ帰りのDTAのWaは、この男を重要な地位から外して移動させた。
Toは同じ牛久の教会所属なので、日曜学校の席で「日本の教会は以前より官僚主義ではありませんよ‼」と言い放ち、僕が行っている改革を古いと窘めてきた。
「我々も改革をアメリカの本部に提案しているんですよ。しかし、簡単に通してくれないだけです‼」とも言った。
当たり前だよ、ソルトレイクは日本の教会の官僚主義を撤廃しようとしているのに、その官僚主義者の提案など受け入れるはずがない。この男は、結局最後に僕を激怒させました。
山口 えええっ、温厚な飛鳥さんでも怒りを露わにすることがあるんですか?
飛鳥 もちろん我を忘れるほど怒ることはないよ。ただね、このPBOの職員は胸を張って上から目線でこう言ったんだ。「でも、末日聖徒イエス・キリスト教会の名前が変えられるところを止めたのは我々ですからね!!‼‼」とね。
山口 どういう意味ですか?
飛鳥 実は、韓国の教会指導者だった男が、「会長、第一副会長、第二副会長」を韓国式に「会長、第一顧問、第二顧問」に変えてしまった。
山口 あれ、日本では顧問の方が会長より上ですよね。
飛鳥 それを韓国では正しいとして、日本に押し付けたんだよ。日本を韓国風にせよとする韓国政府の方針に従ったんだろうが、それを教会に持ち込むのは本末転倒もいいところだ。
それより大きな問題は、日本のPBO職員(教会公務員)ども、教会指導者と威張っている連中が、全く役に立たなかったことだ。
山口 分かりますよ。同調圧力を日常的に自分たちが使うので、トップダウンから来たら逆らえないんだ。おまけに外国人に弱いのが日本人の官僚主義者だし(笑)
飛鳥 その中でも最も許せないのは、教会堂の指導者である「監督」の名称を、野球の監督と間違うではないかという理由で、英語の「ビショップ/Bshop」に、監督会を「ビショプリック/Bishopric」に変えてしまったことだ。
山口 馬鹿ですか?そんなことを間違う日本人はいませんよ。いるとしたら韓国人ぐらいでしょう。
日本人は昔から「同音異義語」を自由に使い分けますし、漢字、ひらがな、カタカナ、英語、ローマ字、お姉言葉まで使い分ける民族です。男言葉、女言葉、目上言葉、同年齢言葉、目下言葉、今は絶滅しましたが爺言葉までつかえる優秀な民族です。
飛鳥 ちょっと、その爺言葉って、ひょっとして?
山口 ええ、「そうじゃよ」「なんじゃ」のじゃじゃ言葉です。一説ではありますが、赤いちゃんちゃんこを着た還暦から、その言葉を使わないといけなかったとか。
飛鳥 本当に多くの雑知識を知っているね。感心するよ。
山口 あくまでも一説ですよ一説。言い切るとまた絡まれることになる。
飛鳥 じつは、監督という名称は日本聖書協会の『聖書』(欽定訳)の彼方此方に出てくる。ではそこを読む時、ビショップとわざわざ言い直すのかという話になる。
そもそもキリスト教における監督とは、新約聖書にある「エピスコポス」の訳の保護者の意味で、権限を委託された高位聖職者を指している。
さらに漢字表記の監督を「漢字破字法」で分解すると「監=臣・入・一・皿」で、「一・皿」の意味は「水を入れた桶」で、「臣」は「大きく開いた目」の意味。
「監」は「鏡」の旧字「鑑」と同じで、全体の意味は「己を鏡に映す水桶」となり、バプテスマの権能を持つ聖職者の意味。さらに、「大きく開いた目」はメーソンの「全てを見通す目」と同じで、バプテスマを行う小神権の保持者を暗示している。
「督」は「糺す」意味で、分解すると「督=叔・目」で、「叔」は「面倒を見る」で、「目」は古代エジプトの太陽の右目の「ホルスの目」や、月の左目の「ウジャトの目」と同じ、メーソンの「全てを見通す目」と同じ意味になる。
つまり監督職の鍵の持ち主は、ヘブライ語の「ヤハウェの民=ヤ・ゥマト」の長で、つまり大和民族の長である天皇陛下となり、天皇陛下がセム・メーソンのトップで、末日聖徒イエス・キリスト教会の監督職は、天皇陛下に鍵を返すまでの代行に過ぎないことになる。
勿論、ヤ・ゥマト最高神職はレビですから、天皇陛下はレビ族となります‼
山口 そこを韓国風に変えられたら大変な事態になりますね。
飛鳥 日本の教会の官僚主義者が長年かけて作り上げたローカルルールが如何に本部の方針と違っているかを、ソルトレイクのワールドルールで駆逐するようにするつもりだ。
多くの日本の教会員は、日本の教会の常識が世界と同じと思い込んでいるからね。これで目を覚ましてもらう。さもないと、同じネットを見る一般人の方が先にワールドルールで末日聖徒イエス・キリスト教会を学んでしまうというわけ。
そうなれば、物凄く恥ずかしい事態が日本中の教会で起きるだろうね。
山口 それって、ある意味でテロリストですよ。正義のテロリスト。坂本竜馬も体制側から見ればテロリストだったし、勝海舟などはテロリストを動かしたフィクサー(黒幕)じゃありませんか(笑)
飛鳥 改革する側はいつもテロリストにされる。改革者とテロリストの違いは、他人に愛情があるかどうかで別れると思う。官僚主義者の特徴の一つは、人よりも体制維持を優先し、人よりもプログラムを優先し、人よりも時間を優先する。
山口 そういう人間は何度も同じ間違いを繰り返すだけじゃないですか。
飛鳥 だから結果的に、それを公開に踏み切った僕が恨まれ役になる。
山口 たしかに一般の会員から逆に恨まれたり、誤解されたりしますよね。
飛鳥 まあそれはどうでもいいんですが、僕のオフィシャルサイト『アスカジーラ/ASKAZEERA』が、現時点のアクセスの総計で300万カウント以上あるので、「飛鳥昭雄」か「モルモン教」で検索するだけでヒットするようにします。
※現在は「ASKA AKIO WORLD」の一角を占め、多くのアクセス数を記録中である。
おそらく検索サイトの上位に来るはずなので、日本中に拡散するでしょう。日本の教会の官僚主義者や、老獪な教会員とはオサラバというわけです。
そういえば、PBOの職員に「アスカジーラ」を教えたら、「そんな名は神の教会に相応しくない」と言われたね。おそらく「アルカイダ」と混同したんだろうけど(笑)
山口 笑えませんよ…中東のTVメディアの「アルジャジーラ」と、ビン・ラディンの「アルカイダ」の区別もつかないなんて、あまりに馬鹿すぎて。
飛鳥 だから、監督の名称は「漢字伝道」のツールで絶対に不可欠なので、アメリカと交渉して元に戻してもらわないといけない。その時の韓国人の指導者は、地域会長会の全員が召されてから発動できることを、ズルをして一人で変えてしまった経緯がある。
そうである以上、あの変更は教会的にルール違反だから、心ある日本人の教会指導者は、ソルトレイクと交渉してもらいたい。
もちろん、それもあったが、それよりもっと大変な事態が韓国人指導者の下で起きていた!!
山口 えっ、まだ何か起きたんですか?
飛鳥 ああ、こっちの方がもっと深刻な事態になっていた!!日本の教会名まで韓国式に変えられる寸前だったんだ。
山口 それって一大事じゃないですか!!
飛鳥 韓国式に「後期イエス・キリスト教会」に変えられそうになった!!
「漢字破字法」を使わずとも「末=終焉」なので、末日には深い意味がある。それを韓国式に変えられてしまったら御陀仏になる。
僕がアメリカ人の担当者フィルモアに「そんな真似をしたらカルトと同じことになる!!」と警告し、寸での所で止めたんだ。
山口 たしかカルト教団の特徴は、「オウム真理教」が「アーレフ」から「アレフ」へ、「ひかりの環」へも名称を変えてますよね。天行力を掲げた「超宗・法の華三法行」も「よろこび家族の和=天華の救済」に変名しましたし。
飛鳥 ええ、アメリカ人担当者は、大あわてですっ飛んで行きました。それで何とかすんでの所で食い止めることが出来たんだ。
しかし、その他の役職名を韓国式に統一することは通ってしまったので間に合わなかった。アメリカ人の担当者は、そのことを詫びましたが、それを知っていたはずのPBOの教会指導者達は、後で文句を言うだけで結果的に何の抵抗もしなかった。
山口 内には威張っても外には弱いという典型的官僚主義者ですね。日本人相手には威張るが、アメリカ相手にはポチで尻尾を振る霞が関の官僚と同じですよ。
それよりも、牛久にいる官僚主義者の男、Toとか言いましたっけ? まさか飛鳥さんの成果まで自分たち職員がやったことにするとは救いがたい奴ですね。それをよりによって飛鳥さんの前で言うかな(笑)
飛鳥 現代川柳に「逆らわず ただうなずいて 従わず」とあるように、「面従腹背」は官僚主義者の得意技ですからね。どうせソルトレイクからの改革は長続きしないから、その間だけ冬眠を決め込めばいいという算段なんでしょうょう。
ですから出版で一般に暴露し、ネットで永久提示すれば、彼らは永久に復帰できなくなり、しいては日本の教会の浄化が進むことになる。
山口 暗殺されなければいいんですが。
飛鳥 大丈夫ですよ。幕臣の勝海舟も暗殺を何度か切り抜けていますし、役職から何度も罷免されていますから。
でも、必ずそうなるし、そうせねばならない。
日本の教会に奇跡が起きる預言がありますが、日本の教会を支配する官僚主義者に大変革ができるわけがありません。
日本の教会と世界の教会の「比較検討」サイト↓
- 2017.02.16 Thursday
- -
- 23:05
- -
- trackbacks(0)
- by 飛鳥昭雄